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農業ドローンライセンス講習の内容を紹介!【4日目】チーム月和の農業ドローンスクール

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「ドローンの資格を取りたい!」
「でも、どのスクールいいのかわからない!」

そんなあなたに!

ドローンスクール選びにお悩みの方に、実際の講習内容をご紹介! 

黎明期にある農業ドローン分野において、どのスクールを選ぶのかはどんなことに資格を活かしていきたいのかによって左右されます。

ですから、まずは講習の中身を知り、判断材料を得ることが答えを見つける一歩になるはずです!

今回は最終回、実技試験本番の様子をお届けします。

また、このページの最後のまとめにて、「スクールでは何を学べるのか」「どんなスクールを選んだらよいのか」という疑問に、私たちなりにお答えしたいと思います。

是非最後までご覧いただき、スクール選びの参考にしてみてください!

過去の投稿はこちらから!⇓ 本編は下にスクロールしていってください。

【4日目】試験本番!
ドローンスクールでは何を学べるの?

目次

午前① 実技復習・ならし飛行

4日目はとても天気が良く、晴れやかな気持ちでスタートです!

まずは、試験範囲外も含めた機体確認などの飛行前作業を行います。

私たちはなるべく指示は出さず、受講者の方のみで行っていただきます。

各々が必要な仕事を理解し、相手の動きを見て自分がやるべき事を認識することで、効率の良い作業ができます。

これまでの成果を発揮し、お二人ともてきぱきと準備をしてくださいました!

法律でこうした実務作業の習得までは義務付けられていませんが、お仕事にするならば必ず事前に覚えなければならない事であり、私たち含めどの業者でも事前の研修を行っています

しかし、農家さんや既存の農薬散布業者に所属しない場合、こうしたノウハウを取得することはできず、資格をすぐにお仕事に活かすことはできないでしょう。

「せっかく何日間もかけて講習に来るのならば、すぐお仕事ができるようになりたい!」

私たちもこのように考え、同じく農業ドローンの資格を取得したいという方に、この講習だけで仕事をするのに必要な技能を取得していただけるようプログラムを組んでいます。

機体の動作が正常だと確認出来たら、試験内容と同じコースを2回ほど練習する時間を設けます。

午前② 実技試験の内容

試験開始の前に、実技試験の内容を確認しておきましょう。

試験内容はマニュアル飛行での1反分の液剤散布(試験では水を使用)、及び枕地散布の実施となります。

初めての方には聞きなれない言葉が出てきたと思いますので、簡単なものから順に説明します。


まずは”1反”。 これは面積の単位です。

農業関係者では田んぼの面積を昔ながらの言い方で1町、1反、1畝などといい、1町は正方形なら100m×100mの1万平米、すなわち1ヘクタールを指します。

試験では、実際の作業を意識して1反20m×50mの1,000平米、10アールの仮想の田んぼをつくってそこに散布することになります。



”枕地散布”も実際の作業を意識した試験内容です。

散布作業時、基本的にオペレーター(操縦者)は飛行させるドローンの正面に立ち、田んぼの長辺と並行に飛行させるのですが、実際の田んぼは畔(あぜ)が狭いことも多く、そのままでは農薬がかからない安全距離が保てません。

そこで、最初に田んぼの頭の部分を一往復分だけ先にまいてしまい、安全距離を確保してから行います。

この頭の一往復分の散布を枕地散布と言います。



最後に”マニュアル飛行”です。

通常、散布作業はマニュアル飛行とは異なる「M+モード」という半自動モードを使用します。

M+モードは飛行高度及び飛行速度の自動制御、散布幅に応じた自動横移動など、作業に役立つ自動機能が搭載されています。

しかしながら、教習で身に着けるドローンの基本操縦技能は、こうした自動技術に頼らずに散布ができることを前提としています。

マニュアル飛行でしっかりと散布できてこそ自動モードでの効率化が活きてくるので、基礎固めの意味でもきちんと身に着けることが重要です。



試験では、こうした基本的な散布作業が効率よくできているかを見ます。

効率よくできているかにも具体的な基準があり、マニュアル飛行で高度を2mに保ち、飛行速度15km/h程度で、1反当り0.8リットルを90秒以内に散布することとされています。

この基準は防除で使用する一般的な農薬が、しっかりと効果を発揮できる操作要件となっており、これが完璧にできるかどうかがそのままお仕事の能力に直結します。

ですので、仕事の訓練と思って何度も練習していただき、実務的な指導もみっちりと行っていきます。

午前③ 休憩

試験前に少し休憩。

試験内容に関してだけではなく、お仕事やこれからの農業ドローン分野に関して意見を交わしました。

特に福井の農業ドローン分野は人材的にもこれからという所で、私たち一人一人が創っていかねばならないという責任感があります。

ドローンを通して、本来農業と関わることのなかったであろう人がつながり、参入していっているこの時期は、あるいは農業にとってもとても重要な瞬間なのかもしれないと思っています。

それぞれの価値観を共有し、未来の方向性について考える良い時間となりました。

午前④ 実技試験!

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ試験本番!

あらためて試験内容を確認したのち、お二人に受験していただきました。

さて、注目の結果ですが、、、

お見事!! お二人とも合格です!

ライセンスは毎月20日に認可され、それ以降にライセンスが発行されます

これではれて今夏からパイロット!! お二人のご活躍に期待大です!

午後 操縦練習

午後からは、さらに操縦技能を高めていただくために、私たちが普段行っている練習メニューを体験していただきます。

それは、GNSSによる位置補正を切った”ATTIモード”で飛行させる、インストラクター試験の内容にもなっている方法です。

ATTIモードについては2日目でも少し触れましたが、このモードでは、少しの風でもドローンが流されてしまうので、常にその位置を微細な操縦でコントロールしなければなりません。

その状態で一定時間同じ位置にとどまったり、指定されたポイントまで飛行させるといったメニューを行います。

作業では当然使用しないのですが、例えば山の中で突然電波が途切れてしまったりした時にこのモードで操作することになるため、教習内容にもなっていました。

この練習をすることによって、ドローンをコントロールする際の感覚が非常に繊細になり、思った通りの動きをさせることができるようになります。

最後にお二人にもう一度試験内容の飛行をしていただきましたが、ATTIモード練習後には、1.5倍近く散布効率が上がっていました

これからも練習会を通して技術を磨き、農家さんに喜んでもらえる良いお仕事ができるようになりましょう!

まとめ① 「スクールでは何を学べるのか」

いかがでしたでしょうか

ここまで、実際の教習の様子をお見せしてきましたが、まず学科および実技試験でどのような事が求められるのかわかっていただけたと思います。

改めて簡単にまとめますと、

・実技試験で求められるのは、
 航空法や自動航行の運用に関する知識などの安全にドローンを飛ばすための決まりを理解すること

・実技試験で求められるのは、
 農業ドローンを操作するうえでの最も基本的な技能を習得すること

となります。

ドローンスクールでは、これらの試験を突破するために必要な教習・練習を行うので、一般的に「ドローンスクールで学べること」もこの求められる二つの内容と一致すると考えてよいでしょう。 

まとめ② 「どこのスクールを選ぶのが良いのか」

それでは、「どこのスクールを選ぶのが良い」のでしょうか。

冒頭でも申し上げた通り、最終的な結論は選んでいただくあなたの目的に応じて変わります。

価格、スクールとの距離、、、など、その判断基準となる要素は様々ですが、

一番重要視していただきたいのは、現場に出るまでに実務能力を磨く機会があるかどうかです。

もし今後農業ドローンの関連会社に勤めたり、現場に出るまでの実務能力を磨ける機会があるのならば、なるべく安く短い期間でとれるスクールを選んだとしても、十分な仕事ができるようになるでしょう。

しかし、学科の内容は詰め込んでも理解できるのに時間がかかる範囲の上、実技に対しては十分な飛行時間を確保することが義務付けられています。

そのため、講習日程は、天候にめぐまれて且つある程度航空法の知識がある受講者の場合に、詰め込んでも3日で出来るかできないかといったところです。



最低でも3日かかるならば、先に述べたような実務能力を磨く機会がない場合、安さと短さだけで選ぶことはリスクが大きいと言えます。

最短期間で取得してもその知識は抜けやすく、試験を突破する能力だけでは仕事ができるようにはならないからです。

実技試験の内容は一般的なものであって実務にはさらなる訓練が必要であり、実際に飛行させるまでに必要な法的手続きの詳細などは学科試験の範囲外となります。

これはドローン技術の高速な進化に制度がまだ順応しきれておらず、安全確保のための最低限のルールを設けるにとどまっていることが一因です。

すなわち、単に資格を取得しただけでは安全に運航する技能を有するにすぎず、それだけでお仕事ができることの証明にはならないのです。

ですから、ドローンのライセンスを取得しようとお考えの方は、そのスクールで試験内容+αどのような技術を習得できるのか、スクール外でご自身が実務について訓練できるの環境の有無を考慮しながら考えていただく必要があります。

ご紹介してきたように、私たちのスクールでは実務能力を磨く機会を講習の中に取り込み、基本期間4日と予備日1日の講習をプログラムしています。

実際の現場でのエピソードを絡めることによって、より分かりやすく試験範囲の内容が理解できるので、取得後の実務訓練に要するであろう時間を加味すると、かなり効率的であることがお分かりいただけると思います。

さらに、ドローン業界世界トップシェアのDJIが運営するUTC AGRASが発行する信用あるライセンスと、受注件数福井NO1の「チーム月和」のノウハウをかけ合わせた、確かな実務能力を身につけることができることも魅力のひとつです。

ドローンライセンス取得には、どうしても時間とお金はかかってしまうもの。

でしたら、+αでお仕事につながる能力・コネクションが得られる『チーム月和の農業ドローンスクール』を是非ご検討ください!!

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

弊社では、皆さんにお仕事までの道のりをより具体的にイメージしていただくため、定期的にドローンスクールの体験会や見学会を実施しております。

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黒川 照太

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